異文化への扉:今日のワンワードストーリー

言語で広がるビジネス感と異文化理解!

ワンワードストーリーNo16:異文化における問題解決について( Resolver:解決する)

こんにちは!今日も素敵なワンワードストーリーで異文化の扉を開きましょう!

 

今週は僕の得意なスペイン語で世界をのぞいてみましょう!

今日は「Resolver」という単語に焦点を当ててみます。

Resolverは日本語で「解決する」と言う意味があります。

 

僕はこれまで50以上の国に渡航した経験があり、また多国籍企業外資系企業で就業してきたので、色々な文化的バックグラウンドを持つ仲間と様々な活動をしてきたと自負しております。

 

異文化の中に飛び込むと、仕事に限らず私生活においても日本では考えられないような問題が発生したりします。特に僕が慣れるのに苦労したのが「時間感覚のずれ」です。

 

僕はラテンアメリカという文化圏に比較的長く滞在しておりましたが、ラテンアメリカは一般的に時間にルーズだと言われています。また時間に関する言葉の意味も日本のそれと異なります。例えば、パーティーの約束は「開始時間=それぞれの家を出発する準備を始める時間」くらいの感覚です。

 

また始まりに限らず、終わりの時間に関しても日本とは大きな違いがあるなと感じました。僕がベネズエラにいた際、「それじゃあまたね!」という挨拶をしてから、一人一人にハグをして別れの挨拶を・・・としているうちに30分くらい過ぎてしまうのは当たり前。日本人では中々想像ができない状況だと思います。

 

こういった自分の文化との違いを解決するのはかなり骨が折れます。

こちらの文化に対応してもらう(例えば約束の時間は日本でいう約束の時間!)とすることもできますが、習慣化した行動を変えることは難しいことが多いです。

 

やはり現実的な解決策は、相手側の文化を理解し、自分の文化とのギャップを計算に入れて自分自身が行動することだと考えます。

 

相手に変わってもらうことは非常に難しい(そもそもそうするべきなのか?)ですが、自分自身が変わることの方が容易です。ですので、自分が相手にこうして欲しい!と思うことから相手側の文化を計算に入れて逆算し、予定を組むことが良いのではと考えています。

 

それでは今日の一文は以下の通りです。

 

Debemos resolver este problema rápidamente.
この問題を速やかに解決しなければなりません。

 

この速やかというのも人によって感覚が違いそうですね!

面白い!

 

今日のワンワードストーリー、いかがでしたか?また次回も一緒に楽しみましょう!